バッグの内側がボロボロに!自分で修理する方法は?依頼する場合の金額も紹介
クローゼットにしまっていたバッグを使おうとしたら、バッグの内側がボロボロになっていたことはありませんか?大切なバッグだからこそ、なんとかして自分で修理できないかと考える人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、バッグの内側がボロボロになってしまったらどうしたらよいか、自分で修理する方法やプロの修理業者に依頼する場合の金額、依頼するメリットなどを解説します。
目次
バッグの内側を自分で修理する方法
バッグの内側部分だけがボロボロになってしまったときは、業者に修理依頼することをおすすめします。しかし、修理費用を抑えるために自分で修理することを考える方もいるかもしれません。
ちょっとした裏ワザとしては、以下のような方法で応急処置することも可能でしょう。
- 内装を全部剥がしてしまう(合皮の場合に限る)
- バッグより少し小さい巾着をバッグの中に忍ばせてそのまま使う
バッグの内側は見えにくい部分ではありますが、やはり自分での修理はバッグを傷つけてしまう危険性があるため、当店では推奨しておりません。
ブランドバッグなら専門店に相談することがおすすめ
バッグの内側がボロボロになってしまった時は、できることなら自分で修理したいと考える方も多いでしょう。
しかし、ブランドバッグを修理するのであれば、プロがいる専門店に相談することをおすすめします。カバンはパーツが多いためきちんと修理することは困難であり、時間もかかります。また、自分で作業を進めた結果失敗してしまったら、高価なブランドバッグの場合だと後悔してしまうかもしれません。長く使いたい大切なバッグこそ、プロに修理をお願いしましょう。
バッグの内側の修理を依頼した場合の金額は?
バッグの内側の修理を依頼したらいくらかかるかは、実際に見積もりをしないとわかりません。内側の素材や構造、大きさなどさまざまな条件によって金額が変わってくるからです。
修理業者の公式ページを見ると、基本料金や修理事例を載せていることがあります。そのため、目安となる修理料金を知ることはできるでしょう。
バッグラボでは、革のビジネスバッグの内側のかぶせ裏地の貼り替えで10,000円ほどで修理をした事例がございます。詳しいお見積もりは、メールやLINE、Instagramでご相談ください。
バッグの内側を修理業者に依頼するメリット
バッグの内側をプロの修理業者に依頼することをおすすめする理由は、下記の三つのメリットがあるからです。
- 違和感なく修理することができる
- 修理後にも長く使える
- 他の部分の修理も同時に依頼できる
順番に解説します。
違和感なく修理することができる
プロの修理業者は、バッグの内側を修理するために必要な素材を豊富に所持している傾向にあります。素材を豊富に所持していれば、修理前と似た素材に交換できる可能性が高いでしょう。違和感なく修理できるのはプロの修理業者ならではのメリットです。
修理後にも長く使える
バッグの内側を修理する作業は、元と同じ寸法で新しく内側を作るなどの専門的な工程が多くなっています。そのため、プロ職人が在籍する修理業者に依頼することで、修理後にも長く使えるバッグを仕上げてもらえる可能性が高くなります。高いクオリティでバッグの内側を修理することは素人には難しいでしょう。
他の部分の修理も同時に依頼できる
修理業者は、バッグの内側の修理のみならず他の部分の修理をするサービスを行っています。具体的には、下記のとおりです。
- ほつれ・破れ修理
- ファスナー交換
- 金具修理・交換
- 持ち手交換
- 色の染め替え
内側の修理と同時に依頼できるため、一度の修理で購入したときと同じレベルのバッグに仕上げてくれることも、プロの修理業者ならではのメリットです。
バッグラボの内側修理の事例
ここでは、バッグラボの内側修理の事例をご紹介します。
バッグの内ポケット内装交換の事例
Before
After
修理価格:40,000円(税込)
こちらは内装が合成皮革のタイプのヴィトンのバッグです。
合成皮革が加水分解によりベタついてボロボロと剥離し、中のものが汚れてしまうというご相談でした。加水分解が進んでしまった合成皮革の修理は難しいため、修理方法は内装交換となります。
より長く使えるように、合皮よりも経年劣化しづらい同系色のシャンタン(ポリエステル生地)を選定し、張替えをしています。
修理するうえで一度内装を全て取り外しますが、取り外す際にベタベタが本体の革につかない様に慎重に解くことが重要です。ベタベタが革に付着してしまうと、汚れが取れづらく専用のクリーニングが必要になります。
※写真の箇所を含め、バッグのポケット3か所の内装を全て交換しました。価格は3か所合計の値段です。
katespadeリュックの内装クリーニングの事例
Before
After
修理価格:6,600円(税込)
使用していくうちに内装全体が汚れてしまった事例です。特に、ファスナーのフチ周辺の汚れは仮止めのノリが浮き出てしまっています。このような事例でバッグを丸洗いしてしまうと、このノリがバッグ全体に広がってしまい、使い続けることが難しくなってしまいます。
超音波洗浄によって少しずつ汚れを浮かせ、特殊なバキュームで吸い取ることで全体をきれいにクリーニングすることができました。この様な事例は、工房によっては修理を断られてしまうこともあります。
ビジネスバッグかぶせ裏地の交換の事例
Before
After
修理価格:11,000円(税抜)
ボディの革はしっかりしているものの、かぶせ裏が合皮のため、劣化して剥がれてしまったカバンの修理事例です。
長持ちするよう、あえて布地に貼り替え、両サイドのマチは手縫いで仕上げています。
バッグラボではカバンの内側の修理も行っていますので、ぜひ一度無料のお見積もりをご検討ください。
バッグの内側修理ならバッグラボにお任せください
ブランドバッグや大切に使っているバッグこそ、内側の修理をしたい場合はプロの修理業者に依頼することをおすすめします。どの業者に選べばよいか迷っている方は、職人技ならではの丁寧な修理が好評の「バッグラボ」への相談をおすすめします。
「バッグラボ」では無料見積もりや無料診断が可能です。店舗に来店可能であれば、直接相談できます。実店舗は下記の2店舗です。
八戸三日町店 | 住所:〒031-0032 青森県八戸市三日町14-1ニューバッグモリタ店内 電話番号:0178-38-0565 営業時間:10:30〜19:00 |
イオンモール幕張新都心店 | 住所:〒261-8535 千葉県千葉市美浜区豊砂1-1イオンモール幕張新都心グランドモール2FスタディオS店内 電話番号:043-441-8765 営業時間:10:00~18:30 |
遠方の場合は、写真を添付できる専用メールフォームや、LINE、Instagramで相談できます。修理や作業の方針が決まり、見積もりを確認できたら、修理希望のバッグを上記の工房へ送ることになります。
バッグの内側修理をしたい方は、全国どこでも相談可能な「バッグラボ」にぜひご相談ください。