バッグの染め直しは自分でできる?業者に依頼するときの料金や事例も紹介

バッグの染め直しは自分でできる?業者に依頼するときの料金や事例も紹介

革のバッグは高級品であることが多く、長く大切に使っていきたいと考えて購入してるはずです。しかし、長年使っていると色落ちやほつれなどのトラブルも多くなりますよね。特に色落ちは見た目が大きく異なることも多いので、早急になんとかしたい!と自分で染め直しを考えることもあるでしょう。

しかし、自分で染め直しを行うのはリスクを伴います。それでも自分で染め直しをしたいと考えている方に向けて、手順をまとめてみました。プロに任せるメリットもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

バッグの染め直しは自分でできる?

バッグの染め直しは自分でも可能です。自分で染め直すことで、店舗にバッグを預ける手間や費用をグッと抑えることができます。

一方で、自分でバッグを染め直すと、ムラができたり逆に傷んでしまったりとデメリットもあります。

特に革の生地やブランドの生地を使用したバッグは、自分で染め直すことで品質が下がってしまうことが多いです。

特殊な生地のバッグを染め直す場合は、専門のお店にお願いすると良いでしょう。

バッグの染め直しに必要な道具

バッグの染め直しに必要な道具

自分でバッグを染め直す場合は、いくつか必要な道具を揃える必要があります。すべて必須というわけではないので、自分が直したいバッグに合わせて道具を揃えてください。

ではさっそく見ていきましょう。

汚れを落とすためのブラシやクリーナー

バッグの汚れを落とすために、ブラシやクロス、クリーナーを使います。バッグの表面を傷つけないために、きれいでなるべく柔らかいものを使用するのがおすすめです。

また、バッグの生地によって合うブラシやクリーナーが異なるので、自分のバッグに合ったものを選びましょう。

染めるための着色料

染めるための着色料は、革製品専用のものを用意します。原色でもそのまま塗ることができますが、バッグの使用感によっては色ムラができてしまうことも多いです。着色料を混ぜることもできるので、違和感のない色を用意しましょう。

保護するためのコート剤

コート剤には、染めたあとのバッグにツヤを出す役割があります。

また、色落ちを防ぐといった役割があるので、染め直しのあとは使用しましょう。

コート剤は、ツヤ感が出るタイプとマットなタイプがありますが、完成時のイメージに合わせて選ぶことで、完成度の高いバッグに仕上げられるはずです。

新聞紙やゴム手袋など汚れを防止するもの

バッグを染めるときは、床や壁が染まらないように新聞紙を敷くと良いです。

また、手や洋服なども汚れやすいので、ゴム手袋やエプロンも一緒に用意してください。

バッグの染まってほしくない場所などは、マスキングテープで止めるのがおすすめです。特に金具やロゴなど、残しておきたい場所を丁寧に保護することで、完成の見た目がグッとよくなりますよ。

自分でバッグの染め直しをする方法

自分でバッグの染め直しをする方法

自分でバッグを染め直すためには、上記の道具が必要であることをご紹介しました。

ただし、自分でバッグを染め直すことは、ハードルが高いことや、取り返しのつかないことになってしまう可能性があるため、当店では推奨いたしません。染め直しを行いたい場合には、カバン修理業者などに依頼したほうが良いでしょう。

自分でバッグの染め直しをする注意点

自分でバッグを染め直すのはとても難しいです。特に気をつけてもらいたいポイントを二つ紹介するので、ぜひ覚えてください。

さっそく二つの注意点についてご紹介します。

現在より薄い色には染め直しができない

バッグ本来の色よりも薄い色や明るい色・鮮明な色には染め直しはできません。

特に薄い色にすると、本来の色が邪魔をしてしまい、思った通りの仕上がりにならないことが多いです。鮮明な色や明るい色も元の色の影響が出やすいので、自分で染める場合は同じ色や、より濃い色で染め直すようにしましょう。

革の劣化具合によっては染め直せないことも

革の劣化は染め直しではどうしようもできないことも多いです。また、染め直すことで修理が負荷になることも多いので、劣化がひどい場合は自分で染め直さないようにしましょう。

多少の劣化であれば、塗装で見た目をごまかせますが、自分で判断が難しい場合はプロに依頼するのがおすすめです。

長く使いたい場合にはプロに依頼しましょう

長く使いたい場合にはプロに依頼しましょう

大切なバッグを長く使いたい場合は、自分で染め直すのではなくプロに依頼しましょう。

プロに依頼すると、以下のメリットが発生します。

  • 見た目が良くなる
  • 良い状態を長く保つことができる

プロに依頼した場合の最大のメリットは、見た目です。バッグの生地にあわせて専用の塗料を使用してくれるため、見た目が本当にきれいな状態に仕上がります。

さらに、見た目が良い状態を長く保つことができるので、大切なバッグを長く使いたいのであれば、専門業者に依頼をするようにしましょう。

バッグの染め直しをプロに依頼した場合の料金相場

バッグの染め直し相場は生地やサイズによります。

バッグラボにご依頼いただいた場合の料金は、以下の表の通りとなっております。

内容価格(税込)
部分補色3,300円
Sサイズ(縦+横45cmまで)12,100円~
Mサイズ(縦+横65cmまで)15,400円~
Lサイズ(縦+横85cmまで)18,700円~
LLサイズ(縦+横85cm以上)22,000円~
財布・ポーチ8,800円~

※部分補色は、部分の定義が難しいため、範囲はお任せになります。

特殊な生地でもある「エナメル」や「スエード」などは染め直しが難しい場合もあるので、事前に確認をすると良いでしょう。

バッグラボは、公式サイトから無料見積もりが可能です。専用ページやLINE、Instagramからバッグの写真を送っていただければ、無料診断や見積もりをお送りさせていただきます。

自分のバッグがいくらで染め直せるのかを知りたい方は、一度お問い合わせください。

ご利用の流れ・料金

バッグの染め直しならバッグラボへ

バッグラボでは、バッグの染め直しを含めた全体修理を行っています。

経験を積んだ高い技術を持つプロの職人が対応しているため、ブランド品でも安心してお任せください。

ここでは、バッグラボが過去に依頼を受けた染め直しの事例を三つご紹介します。

鞄全体の染め替え修理の事例

Before

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After

after

修理価格:16,500円(税込)

今回お客様はエルメスの「ヴェールアマンド」というブルーグレー色をご希望でして、一緒にサンプルの紙をお送り頂き、修理を進めさせて頂きました。(通常このように色を指定して染め直しをご希望の場合、紙や革などの色サンプルを修理品と一緒にお預かりしております。)

お客様との打ち合わせの中で、実際はサンプルよりももっと濃い色をご希望とのことでしたのでその状況を加味しつつ何度か微調整し、よりご希望に近いお色に染め替える事ができました。

部分補色によるシミ消しの事例

Before

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After

after

修理価格:7,700円(税込)

バッグの色がまだらに抜けてしまっている事例です。革製品はデリケートなため、最近では消毒用のアルコール液が垂れたことによる色抜けトラブルが増えています。

バッグの元の色となるべく近くなるように調色し、色抜けした部分を補色をしています。違和感なく仕上がり、お客様にもお喜びいただけました。

鞄全体の染め替え修理の事例

Before

before

After

after

修理価格:16,500円(税込)

お客様のご要望で、セリーヌのバッグ全体を染め変えた事例です。色サンプルをお持ちいただいて、それに合う様に染め変えをしました。色が変わることで印象も大きく変わり、おでかけも楽しくなりますね。

まとめ

バッグの染め直しは自分でもできます。しかし、自分での作業は難易度が高く、革の種類によっても技術が異なってくる作業になるので、バッグの染め直しはプロに依頼した方が安心でしょう。

バッグラボでは宅配での受付も行っています。送料をご負担いただければ、全国のバッグを蘇らせることができるので、染め直しでお困りの方はぜひ一度お問い合わせください。

公式サイトにある専用ページやLINE、Instagramからお写真を送っていただければ、バッグの状態を見て詳しい料金についてもご提案させていただきます。

大切なバッグをより長持ちさせるためにも、ぜひバッグラボにお任せください。

ご利用の流れ・料金

鞄修理なら BAG LAB. へご相談ください

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